Stories of Hawaii

2026/09/11 12:15

ハワイアンジュエリーと、永く付き合うための素材選び
ハワイアンジュエリーを選んでいると、Silver925、14K、18Kなど、さまざまな素材を目にします。
その中でも、本場ハワイのハワイアンジュエリーで広く使われているゴールド素材のひとつが「14K Gold」です。

「18Kの方が金の純度が高いのに、なぜ14Kなの?」
「14Kと18Kは何が違うの?」
「せっかくゴールドでハワイアンジュエリーを作るなら、何を選べばいいの?」
店頭でも、こうしたご質問をいただくことがあります。
VOZでは、単に価格や見た目だけではなく、素材の特徴や、その素材が使われている理由まで知ったうえでジュエリーを選んでいただきたいと考えています。
そして、VOZがハワイで製作を依頼している工房でも、ゴールドのハワイアンジュエリーは14Kで製作されています。

なぜハワイの職人たちは14Kを使うのか。
そこには、ハワイアンジュエリーという「彫りを身につけるジュエリー」ならではの理由があります。


そもそも「14K」とは?

金の純度は24分率で表されます。
純金は24K。
14Kは、その24分の14が金で構成されたゴールド合金です。
一般的な14Kの金含有率は約58.5%。
残りには銀や銅などの金属を組み合わせることで、ジュエリーとして使いやすい硬さや色合いを生み出しています。
ジュエリーに「14K」や「585」と刻印されていることがありますが、「585」は金がおよそ58.5%含まれていることを表しています。
つまり14Kは、表面だけを金色にした素材ではありません。
ジュエリーそのものに金を含んだ、本物のゴールドです。


なぜ純金ではなく、他の金属を混ぜるのでしょうか?

24Kは、金そのものの美しい色合いと高い純度を持つ一方、非常に柔らかい金属です。
ジュエリーは日常の中で、
リングとして物に触れる。
チェーンとして力が加わる。
洋服やバッグなどに接触する。
小さな爪で石を留める。
そしてハワイアンジュエリーでは、表面に細かな彫りを施します。
つまり、単純に

「金の純度が高ければ高いほどジュエリーとして優れている」

とは言い切れません。
金に他の金属を加えて合金にすることで、純金にはない硬さや実用性を持たせることができます。
14Kは、
ゴールドとしての美しさ

ジュエリーとして日常的に使うための強さ
のバランスに優れた素材です。


なぜハワイアンジュエリーには14Kなのか

ここが、VOZが一番お伝えしたい部分です。
ハワイアンジュエリーは、金属を形にして終わりではありません。
その表面に職人が彫りを施します。
スクロール。
プルメリア。
マイレ。
ホヌ。
ヘリテージ。
一つひとつの模様を彫り、その模様そのものに意味を持たせる。
だからこそ、素材には「彫ること」と「身につけ続けること」の両方に適した性質が求められます。
柔らかすぎれば傷や変形が起こりやすくなります。
反対に、ジュエリーとして使いやすい適度な硬さがあれば、美しい彫りを施しながら日常で身につけることができます。
14Kは純金より硬さを持たせることができ、リング、バングル、ペンダントなど日常的に使用するハワイアンジュエリーとの相性が良い素材です。


ハワイの工房も「14K」

VOZでは、ハワイの工房にハワイアンジュエリーの製作を依頼しています。
そして、その工房で職人がゴールドのハワイアンジュエリーを製作する際に使用しているのが14Kです。
VOZが独自に「14Kの方が良い」と決めたから14Kをおすすめしているわけではありません。
実際にハワイでハワイアンジュエリーを作っている職人たちが、ゴールドジュエリーの素材として14Kを使用しています。
私たちは、ここをとても大切にしています。
ハワイアンジュエリーは、単なるハワイ風のデザインではありません。
ハワイに根付いてきた彫り。
その模様に込められた意味。
そして、それを形にする職人の技術。
せっかくゴールドでハワイアンジュエリーを作るのであれば、
ハワイの職人が実際に使用している素材で作る。
それもひとつの大切な価値だとVOZでは考えています。

14Kと18K。どちらが優れているのでしょうか?

18Kは金の含有率が75%。
14Kは約58.5%。
純度だけを比較すれば、もちろん18Kの方が高くなります。
18Kには、金の割合が高いからこその深みのあるゴールドカラーや、金そのものの質感があります。
18Kには18Kの魅力があります。
ですから、
「14Kの方が18Kより上」
という話ではありません。
大切なのは、

何のジュエリーを作るのか。

ということです。
金そのものの純度を重視するのか。
それとも、日常的に身につけながら、彫りを楽しむハワイアンジュエリーを作るのか。
VOZでハワイアンジュエリーを作る場合、私たちが14Kをおすすめする理由はここにあります。


「純度」だけでは分からないジュエリーの価値

ジュエリーを数字だけで比較すると、
24K
18K
14K
という順番で金の含有率が高くなります。
すると、
「数字が大きい方が良いもの」
と感じるかもしれません。
しかしジュエリーは、金を保有するためだけのものではありません。
身につけるものです。
そしてハワイアンジュエリーは、そこに彫りを施し、長い時間を一緒に過ごしていくものです。
だからVOZでは、

「金が何%入っているか」だけではなく、「そのジュエリーに適した素材かどうか」

も大切にしています。


同じ14Kでも色が違うのはなぜ?
14Kには、イエローゴールド
ピンク/ローズゴールド

ホワイトゴールド

などがあります。
すべて14Kでも色が違うのは、残りの約41.5%を構成する金属の種類や配合が異なるためです。
イエローゴールドは、ゴールドらしい温かみ。
ピンクゴールドは、肌になじみやすい柔らかな色。
ホワイトゴールドは、落ち着いた白系の輝き。
さらにハワイアンジュエリーでは、異なるゴールドカラーを組み合わせたデザインもあります。
同じ彫りでも、ゴールドカラーによって印象は大きく変わります。
素材だけでなく、色を選ぶ楽しさがあることも14Kハワイアンジュエリーの魅力です。


14Kとゴールドコーティングは違います

見た目が同じゴールドカラーでも、
14Kそのもので作られたジュエリーと、表面にゴールドカラーを施したジュエリーでは構造が違います。
Solid 14K Goldは、表面だけではなくジュエリー本体が14K合金です。
一方、ゴールドメッキやコーティングは、Silverやステンレス、真鍮など別の金属の表面にゴールドカラーの層を施したものです。
どちらにも、それぞれの良さがあります。
気軽にファッションとして楽しむ。
さまざまなデザインを楽しむ。
そういった用途ならコーティングにも十分な魅力があります。
一方、
何年も身につけたい。
節目のジュエリーにしたい。
大切な人へ贈りたい。
いつか家族に受け継いでほしい。
そんなジュエリーを考えるときには、Solid Goldという選択肢があります。
大切なのは、
「金色かどうか」ではなく、「何で作られているか」を知って選ぶこと。
VOZでは、その違いもきちんとお伝えしたいと考えています。


14Kだから、何をしても大丈夫というわけではありません

14Kは比較的耐久性のある素材ですが、傷がつかないわけではありません。
長く使用すれば、小さな傷や使用感は少しずつ増えていきます。
また温泉、薬品、化粧品などとの接触や、強い衝撃にも注意が必要です。
14Kには金以外の金属も含まれているため、体質によっては金属に反応する可能性もあります。
「14Kなら絶対に変色しない」
「14Kならすべての方に金属アレルギーが起こらない」
というものではありません。
良い部分だけではなく、素材について正しく知っていただいたうえで選んでいただくことをVOZでは大切にしています。


時間とともに、自分だけのジュエリーになっていく

新品のゴールドには、新品ならではの輝きがあります。
しかし、何年も身につけたゴールドジュエリーには、それとは違う美しさがあります。
毎日身につけることで生まれる細かな傷。
少しずつ落ち着いていく表面。
時間とともに馴染んでいく質感。
それは、その人がそのジュエリーと過ごしてきた時間でもあります。
ハワイアンジュエリーは、
購入した瞬間が完成ではないジュエリー
だとVOZは考えています。
身につける人と一緒に年月を重ねていく。
だからこそ、長く付き合うことのできる素材を選ぶことにも意味があります。


ハワイアンジュエリーは「意味を身につけるジュエリー」

ハワイアンジュエリーには、一つひとつのモチーフに意味が込められています。
スクロール。
プルメリア。
マイレ。
ホヌ。
さまざまな模様があります。
大切な人への想い。
家族との絆。
人生の節目。
自分自身への願い。
そうした想いを、彫りとしてジュエリーに残すことができます。
だからこそVOZでは、
単に「高価なゴールドジュエリー」としてではなく、
意味を持ったものを、永く身につけるための素材として14Kを考えています。

せっかくハワイアンジュエリーを作るなら

Silver925からハワイアンジュエリーを楽しむのも、とても良い選択です。
気軽に楽しめる素材にも大きな魅力があります。
ただ、
「自分だけのハワイアンジュエリーを作りたい」
「記念になる一本を作りたい」
「これから何年も身につけたい」
「家族へ受け継いでいけるものにしたい」
そう思ったとき。
VOZでは、ぜひ14Kを選択肢に入れていただきたいと思っています。
なぜならそれは、単に金の含有率や価格だけで選ぶ14Kではないからです。
ハワイの工房で。
ハワイの職人が。
一つひとつ彫りを施し。
14Kという素材から作り上げていく。
せっかくハワイアンジュエリーを作るのであれば、本場ハワイの職人が扱う14Kで作る。
その選び方も、ハワイアンジュエリーの楽しみ方のひとつではないでしょうか。


VOZが大切にしていること

VOZがハワイアンジュエリーで大切にしているのは、
「意味のあるものを、永く身につけてもらうこと。」
華やかだから。
高価だから。
流行しているから。
それだけではなく、
身につける人にとって、そこに意味があること。
何年後かにジュエリーを見たとき、
「これを選んで良かった」
と思えるものであること。
そして、その想いと一緒に長い時間を過ごせること。
VOZでは、ハワイの工房で製作する14Kハワイアンジュエリーのオーダーも承っています。
デザイン。
ゴールドカラー。
リング幅。
文字入れ。
さまざまな組み合わせの中から、自分だけの一本を作ることができます。

ハワイアンジュエリーを14Kで作る。
そこには、単なる素材以上の理由があります。
ぜひ、その理由も含めて、ご自身のジュエリーを選んでみてください。